「Xperia XZ Premium SO-04J」は、ソニーモバイル製のAndroid 7.1 搭載スマートフォン

NTTドコモから2017年6月16日に発売されたAndroidスマートフォン「Xperia XZ Premium SO-04J」(ソニーモバイル製)。1年半ぶりに登場した4Kディスプレイのビジネスにも対応したモデルです。まずは「Xperia XZ Premium」の概要に、簡単に触れておきましょう。2160×3840の4K表示に対応した約5.5インチの液晶ディスプレイ「トリルミナス ディスプレイ for mobile」を搭載し、ボディサイズは、約77(幅)×156(高さ)×7.9(厚さ)mmで、重量は約191gという比較的大型のAndroidスマートフォンです。国内ではNTTドコモのみの取り扱いで、同社の夏モデルでは、サムスン「Galaxy S8」シリーズ、シャープ「AQUOS R」とともに、高性能モデルの一翼を担う製品となっています。本機最大の特徴である、4K表示対応の液晶ディスプレイは、インターネット上の4Kストリーミング動画をドットバイドットで視聴できるほか、搭載されるカメラで撮影した4K動画などもドットバイドットで表示できます。ただし、4K表示が行えるのは、プリインストールされるメディアプレーヤー系アプリの一部のみで、基本となるホーム画面の表示や、ほとんどのアプリは、1080×1920のフルHDで表示されます。本機のOSは、4K表示サポートのAndroid 7.1.1なので、すべての画面を4K表示にすることは技術的に不可能ではありません。しかし、そもそも4K表示に対応していないアプリなどをわざわざ4K画質にアップコンバートするのは、あまり意味がないうえに、CPUなどに高い負荷がかかり、電力消費の面でもマイナスに作用します。そのため、あえてフルHD表示にとどめているというわけなのです。

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