ボーズが音楽ストリーミング「Spotify」と機能連携

ボーズは11月1日、ネットワーク対応ワイヤレススピーカー3機種が音楽ストリーミングサービス「Spotify」と連携した機能を追加したと発表しました。対象機種は「SoundTouch 30 Series III wireless music system」、「SoundTouch 20 Series III wireless music system」、「SoundTouch 10 wireless speaker system」の3機種となっています。ボーズの橋本理智マーケティング本部本部長は「世界のメディア別音楽売り上げでは、2015年にストリーミングサービスが43%となりCDなどの物理ミュージックの売り上げを上回っている。Spotifyと連携して国内での視聴スタイルを変えていきたい」と語っています。「Spotify」は2006年にスウェーデンで創業し、08年からストリーミングサービスを開始しています。現在、世界で月間1億人のアクティブユーザーが利用していて、国内では9月29日からサービスを開始したばかりです。サービスは無料の「Spotify free」と、月額980円の「Spotify Premium」の二つがあります。「Spotify free」は楽曲ごとに広告が入り、スマホではシャッフルプレイ、PCやタブレット端末ではオンデマンドで月15時間視聴などの制限があります。広告収入をアーティストとSpotifyで配分し、音楽産業を育成するビジネスモデルとなっているのです。

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