Androidスマホ:OSレベルでは対応済みだが受信の可否は端末次第

Androidスマホの場合、Android 4.4以降のバージョンでETWS方式の警報メッセージの受信に対応しています。ただし、あくまでも「OSとして」の対応であって、受信してメッセージを処理して表示できるかどうかは端末次第です。例えば、Androidのリードデバイスである「Nexus 5X」の場合、「無線とネットワーク」の設定内にある「緊急警報」で「極めて重大な脅威」「重大な脅威」を表示する設定にした上で、「通知を有効にする」と、緊急地震速報と津波警報を表示できます。NTTドコモのネットワークで利用する場合、Xiエリア・FOMAエリアともに受信できますが(参考記事)、ソフトバンク・Y!mobileの場合は4G LTEエリアにいるときに限り受信できます。一方で、災害・避難情報については表示できません。警報音は、独自のものが流れます。富士通の「ARROWS M01」「arrows M02」についても、Nexus 5Xと同様にETWS方式の緊急地震速報と津波警報を受信することができます。ZenFoneシリーズでは「メッセージ」アプリを設定変更すると緊急地震速報を受信可能です。受信に対応した機種の情報ですが、対応していない機種も少なくありません。ファーウェイ・ジャパン(Huawei)とプラスワン・マーケティング(FREETEL)の2メーカーに対応状況を尋ねたところ、現状では対応機種はないとのことです。
 

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